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車写真の背景|白・グラデ・ショールーム

切り抜いた車の後ろに何を置くか。白、グラデーション、ショールームの床、そして影の決め方。

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車写真の背景|白・グラデ・ショールーム

写真をアップロードすると駐車場が消え、車は透明の市松模様の上に乗っています。ここはまだ折り返し地点です。その背後に何を置くかが、出品写真がプロらしく見えるか、それともただ加工しただけに見えるかを決めます。

商品写真にはすでに定まった答えがあります。背景色のガイドで説明しているとおり、出品サイトには白、自社サイトにはブランドカラーです。車はこの答えを三方向から崩します。まず大きいので、床が写り込む背景はカメラの高さと辻褄が合っていなければなりません。次に鏡なので、背後にあるものは何であれ塗装に映り込みます。そして地面と接するのは4つの接地面だけなので、影が間違っているとサムネイルサイズでも一目で分かります。

つまり答えは色ではありません。その写真がどこで見られるかについての判断であり、在庫全体で貫くべきものです。

無地の白と、車が浮いて見えるとき

写真がグリッドの中に並ぶなら、白が正解です。出品サイトの検索結果、自社の在庫ページ、メールの比較欄。白は展示場の雑然さを取り払い、ボディのかたちだけでサムネイルを成立させます。

白が失敗するのは地面です。白やシルバーの車を影なしで白の上に置くと、下側の輪郭がなくなります。サイドシルは溶け、タイヤは何もないところで終わり、車は宙に浮きます。白を選ぶとは影を選ぶことであって、影を省く選択ではありません。

車の写真がグラデーションに落ち着く理由

メーカーの車種コンフィギュレーターを開くと、たいてい同じ背景に行き当たります。やわらかい縦方向のグラデーションで、ルーフラインの背後が明るく、床に向かって暗くなっていくものです。あれはスタジオのホリゾント――角が見えないように湾曲させた壁――を1枚の画像に平たくしたものです。

これが好まれるのには、車ならではの理由があります。のっぺりした白は、反射するパネルすべてに同じ一色を流し込み、買い手が読み取ろうとしているプレスラインやショルダーの曲面を消してしまいます。グラデーションは、塗装に移り変わるための材料を与えます。ルーフでは明るく、ドアを通って移り変わり、床に向かって暗くなる。車がステッカーではなく、立体を持った物として読み取れるようになります。

remover.bgのエディターでは、この背景は独立した背景モードとして用意されています。グラデーションのプリセットから始めるか、2色を自分で指定し、線形か放射状かを選び、光がルーフラインの背後に来るまで角度を回します。線形はコンフィギュレーター風の見た目、つまり上から下への一様な流れです。放射状は車の背後にやわらかい光だまりを置き、四隅に向かって落ちていくので、ノーズをテールより明るくしたい3/4アングルに向いています。決まった2色と角度は書き留めておきましょう。それが繰り返すためのレシピになります。

ショールームの床:説得力はあるが、繰り返しにくい

車の背後に置けるもののうち、ショールームの床はいちばん説得力があり、いちばん使い回しが難しいものです。落とし穴は遠近感です。素材となる床の写真も、あなたの車も、どこかのカメラ高さから撮られています。胸の高さから撮った車を、膝の高さから撮った床に置けば、地平線が食い違います。切り抜きが完璧でも、車が場面の中に傾いて刺さったように見えるのです。

1枚のショールーム素材を在庫全体で通用させるには、2つの条件があります。

  • カメラを固定する。 印をつけた1か所、1つの高さ、1つの距離を、どの車にも。撮影側は車撮影のコツで扱っています。
  • 素材をその高さに合わせる。 床の画像には、タイルが奥の壁と出会うところに地平線があり、その線はレンズがあった高さのあたりに来ていなければなりません。低い位置から撮るなら線は画面の低いところに、立って撮るならもっと高いところに来ます。組み合わせを一度決めたら、カメラも素材も二度と変えないことです。

両方が合っていれば、1枚の床が在庫全部を支えます。一度間違えれば、その誤りをすべての出品が受け継ぎます。

屋外の風景:雰囲気か、証拠か

海沿いの道や砂利のつづら折りは気分を売ります。それは車種ページのヘッダーやSNSの投稿、自社サイトのメイン画像にはふさわしい役割です。カスタム背景のおかげで、そのためにロケ撮影へ出る必要はもうありません。

ただし出品写真としては誤りです。検索結果を流し見している買い手は、夢を見ているのではなく点検しています。ホイール、パネルの隙間、本当の色を見たいのであって、風景はその3つすべてと競合します。光のハードルも上がります。曇り空の展示場でのっぺり撮った車を夕暮れの陽射しの中に落とし込めば、その場で合成だと分かってしまいます。

実際の仕事をしているのは影

ここまでのすべてがこれに懸かっています。古い影はアスファルトのものだったので、背景と一緒に去ります。代わりの影がなければ、背景がどれだけよくても車は宙に浮きます。

  • 新しい場面の光に向きをそろえる。 グラデーションが左側で明るいなら、影は右に落ちます。食い違っていると、目は誤りを言葉にする前に捉えてしまいます。
  • 濃さは背景に決めさせる。 暗いグラデーションの床は薄い影を飲み込みますが、無地の白はその一片まで見せます。ホリゾントの上では重みに見える同じ設定が、白の上では汚れに見えることがあります。
  • どの車でも同じにする。 1つの方向、1つのやわらかさを、一度だけ決める。出品ごとに光が変わる在庫は、1つのショールームではなく、40件のばらばらな加工に見えます。

エディターの影は調整できます。操作は影のガイドで扱っています。方向を1つ決めたら、それを守りましょう。

何よりも先にガラスを確かめる

車の背後に何を置くにせよ、元の景色が車の内側に残っていてはいけません。ボディの後ろにきれいなスタジオのホリゾントがあっても、サイドウィンドウにフェンスの金網が残っていれば、両者は打ち消し合い、勝つのはフェンスのほうです。

これはアップロード時に処理されます。ガラスの向こうの背景もほかと一緒に消え、窓はニュートラルな半透明のスモークガラスとして返ってきます。純正の濃いスモークガラスは不透明のままです。写真の中でも不透明だったからです。より長い解説ではホイールスポークやグリルも扱っています。

在庫に背景は1つ

1つ選んだら、もう選ぶのをやめましょう。3台が白、2台がグラデーション、1台が砂浜に乗っているページは、バリエーション豊かには見えません。誰も舵を取っていないように見えます。背景はブランドの調度品で、価値は繰り返しの中にあります。

出品写真の背景はどの掲載先でも1つ、マーケティング用に任意でもう1種類、それ以外はなし。まとめてアップロードする画面はないので、規模が大きい場合はHTTP APIが画像を1枚ずつ――背景も影も含めて――処理します。WebPはそのまま入力でき、そのまま出力もできます。スマホアプリでも同じ仕事ができ、PNGかJPGで書き出せます。

一度決めて、あとはまとめて流す

画像の規定は掲載先ごとに違い、変わりもします。公開する前に、出品先の写真ポリシーを読んでください。どこでも変わらない原則は、画像が売り物の車を示していなければならないということです。駐車場をスタジオのホリゾントに差し替えるのは見せ方ですが、へこみや本当の塗装色を隠すのはそうではありません。買い手は引き渡しのときに気づきます。

今週のうちに白かホリゾントかを選び、影の方向を1つ決めて、次のひと束をそこに通しましょう。積み上がっていくのは一貫性のほうです。

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