切り抜きで作るWhatsApp・Telegramスタンプ
スマホの写真が5分で自作スタンプに。WhatsApp・Telegramのサイズ規定、背景を透過して切り抜く手順、チャットで実際に使われるパックのアイデアまで解説します。
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グループチャットを動かしているのはスタンプです。しかも一番よく使われるのは、公式パックのものではありません。友だちのくしゃみ顔、犬の呆れたような視線、同僚の伝説的なガッツポーズ——身内ネタこそが主役です。そうした写真をWhatsAppやTelegramの本物のスタンプに変えるのは、手順さえ分かれば5分ほどで済みます。
肝心なのは、まさにこのサイトが得意とする工程です。背景を透過したきれいな切り抜きを作ることです。
スタンプをスタンプたらしめるもの
チャットに貼った写真は、ただの写真です。スタンプは切り抜きです。背景を削除した被写体だけが、まるでキャラクターのように会話の上に乗ります。WhatsAppもTelegramも、スタンプの仕様はこの前提で作られています。
- WhatsApp — 512×512ピクセルのWebP形式、背景は透過、1枚あたり100 KB未満。1つのパックにはスタンプ3枚以上とトレイアイコンが必要です。
- Telegram — 長辺512ピクセル、透過付きのPNGまたはWebP、最大512 KB。Telegramはアニメーションスタンプや動画スタンプにも対応していますが、写真から作るスタンプは静止画が本領です。
効果を決めるのは透過です。背景が付いたままの四角い写真はサムネイルにしか見えませんが、白い縁取りを少し付けたきれいな切り抜きは、最初からアプリに入っていたスタンプのように見えます。
ステップ1:写真を選ぶ
スタンプ向きの写真は、主役がはっきり1つで、感情や仕草が強く出ているものです。
- 表情豊かな顔——大笑い、驚き、冷めた顔、喜び。
- 全身のポーズ——指差し、肩をすくめる、大げさに崩れ落ちる。
- ペットは何をしていても使えます。ペットはスタンプの金脈です。
完璧な構図より、少しばかばかしいくらいのほうが必ず勝ちます。

ステップ2:被写体を切り抜く
写真を1枚ずつremover.bgにアップロードします。AIが数秒で背景を削除し、手作業だと心が折れる部分——髪の毛、指、ペットの毛、腕と胴体のすき間——もきれいに処理します。結果は透過PNGとしてダウンロードします。
仕上がりの差が出るのもこの工程です。背景の切れ端が残った雑な切り抜きは「頑張って作った感」が出ますが、輪郭のシャープな切り抜きは公式スタンプのように見えます。「透過PNG」が実際どういうものか気になる方は、透過PNGの完全ガイドをどうぞ。
コツ:まとめて作業しましょう。1回で10〜15枚切り抜いておけば、ぽつんと1枚だけではなく、きちんとしたパックになります。
ステップ3:パックを作る
WhatsAppの場合、パック作成用のサードパーティ製アプリ(iOSとAndroidのSticker Makerなど)がパッケージ化を担当します。透過PNGを読み込むと、アプリが512×512のWebPに変換してWhatsAppに追加し、容量制限も処理してくれます。多くのアプリでは、切り抜きの周囲に定番の白い縁取りを付けることもできます。
Telegramの場合、アプリすら要りません。公式の@Stickersボットがチャット内ですべてやってくれます。/newpackを送り、パック名を決め、512pxのPNGを1枚ずつアップロードし、それぞれに絵文字を割り当てて公開するだけです。パックには共有できるt.me/addstickers/...のリンクが発行され、誰でもインストールできます。

外さないパックのアイデア
- リアクションセット — 友だち1人の表情を12種類。グループのあらゆる会話をこれ1つでカバーできます。
- ペットパック — 飼っている動物を、グループ公式のマスコット兼良心役に。
- チームパック — 同僚の名場面を(本人の了承を得て)仕事のチャット用に。チームの文化づくりにもなります。
- イベントの記念品 — 結婚式、旅行、大会は限定パックにぴったりです。Telegramの共有リンクを配れば、そのまま引き出物にもなります。
- 家族の定番 — 祖父母のスタンプは、意外なほど愛されます。
守りたいマナーが2つ
他人のスタンプは、本人の同意があってこそいちばん笑えます。驚かせる相手はグループであって、本人ではありません。また、公開するパック(Telegramのパックはリンクを知っていれば誰でもインストールできます)には、ネット上の有名人になるつもりのない人の顔を入れないようにしましょう。
コツはこれだけです。ばかばかしい写真を選び、切り抜きはAIに任せ、パッケージ化はボットに任せる。たった5分の作業で、これから何年も的確なリアクションが打てるようになります。こういう写真いじりが好きなら、同じ切り抜きの技でオリジナルのグリーティングカードも作れます。かかる時間は同じ5分、使う場面が違うだけです。


