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プリントオンデマンドの画像準備|Tシャツやマグの背景透過

背景の透過、印刷サイズの解像度、生地とのコントラスト。この3つのルールを押さえれば、プリントオンデマンドの入稿が一発できれいに刷り上がります。

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プリントオンデマンドの画像準備|Tシャツやマグの背景透過

プリントオンデマンドは、一見だまされるほど簡単に見えます。デザインをアップロードすれば、PrintfulやPrintify、あるいはお好みのPODプラットフォームが、注文が入るたびにTシャツやマグ、パーカーに印刷してくれます。在庫も、プリンターも、リスクもありません。

ところが最初のサンプルが届くと――デザインのまわりにうっすら白い四角が出ていたり、エッジがぼやけていたり、画面とはまるで違う色だったりします。PODの初期の失敗は、ほとんどが画像の準備に行き着きます。最初から正しく仕上げる方法を紹介します。

POD向けアートワークの3つのルール

1. 背景は必ず透過。 プリンターはファイルをそのまま印刷します。デザインが白い背景に載っていれば、その白い四角も一緒に印刷されます。白いシャツでは見えませんが、黒いシャツでは目立ちます。すべてのデザインは透過PNG、つまりアートワークだけで、ほかには何もない状態でなければなりません。

2. 印刷サイズでの高解像度。 印刷には画面よりはるかに多くのピクセルが必要です。一般的な基準は印刷寸法で150〜300 DPIで、よくある12×16インチのシャツのプリント範囲なら、おおよそ1800×2400〜3600×4800ピクセルです。スマートフォンでは鮮明に見える500pxのロゴも、印刷ではぼやけたスタンプになります。

3. 生地に対するしっかりしたコントラスト。 暗いデザインは黒いシャツで消え、淡いデザインは白で見えなくなります。展開予定のすべてのボディカラーでアートワークをプレビューし、同じデザインの明るい版・暗い版を用意することも検討しましょう。

ヒートプレスは容赦しません。ファイルに入っているものは背景も含めてシャツに刷られます

写真を印刷用デザインに変える

写真を使ったグッズ――マグに載せたペットの顔、Tシャツに載せたバンドの写真、パーカーのチームマスコット――はPODで最も売れるカテゴリーのひとつで、準備の工程がひとつだけ増えます。被写体の切り抜きです。

  1. ピントが合った明るい写真を選ぶ — 印刷は欠点を拡大するので、手元にある最も高解像度のオリジナルから始めます。
  2. remover.bgで背景を削除 — AIが毛や髪まで含めて被写体をきれいに分離します。印刷した切り抜きの出来を左右するのは、まさにそうしたエッジです。
  3. フル解像度で透過PNGとして書き出す。
  4. デザインツールで構成する — 切り抜きのまわりに文字、フレーム、グラフィックを加えます。すべてを、商品のプリント範囲に合わせたサイズの透過キャンバス上に置きましょう。
  5. PODプラットフォームにアップロードし、サンプルを1点注文する。 必ずです。画面は印刷について嘘をつきますが、サンプルは嘘をつきません。

同じ流れはロゴグッズにも当てはまります。ロゴが白背景のJPGしかないなら、生地に近づける前にまずきれいにしておきましょう

プラットフォーム別クイックリファレンス

要件はプラットフォームごとに少しずつ違いますが、次の目安を守ればどこでも安全です。

  • ファイル形式: 透過付きのPNG(ベクターアート用にSVGを受け付けるプラットフォームもあり、ロゴや文字にはそちらがさらに適しています)。
  • カラースペース: sRGB。ほとんどのPODプリンターはここから変換するため、特殊なカラープロファイルは予期せぬ結果を招きます。
  • プリント範囲: シャツは一般的に12×16インチ(お使いの商品で確認してください)で、デザインは150 DPI以上でアップロードされるのが一般的です。
  • ファイルサイズの上限: 通常50〜200 MB。解像度が上限に引っかかることはまれなので、品質は最大まで上げましょう。

そして、技術的などのルールより優先される法的な前提がひとつあります。印刷してよいのは、自分が権利を持っているか、ライセンスを得たアートワークと写真だけです。マーケットプレイスはこれを厳しく取り締まります。

広げる前にテストする

成功しているPOD販売者は、どのデザインでも最初の印刷を試作品として扱います。

  • 実物のサンプルを注文して、エッジの鮮明さ、色の正確さ、配置を確認します。
  • サンプルを撮影して出品ページに使います。実物の商品写真はモックアップより売れます。
  • 切り抜きをあらゆる場所で使い回す — シャツに載せたのと同じ透過PNGが、出品のメイン画像にも、SNS投稿にも、Etsyショップの写真にもなります。ひとつの素材で、店舗まるごとです。

最初の実物プリントはお客さまの目で確認しましょう。それがデザインの本当の品質チェックです

アップロード前のチェックリスト

アップロードのたびに30秒確認すれば、一括の失敗を防げます。

  • 背景が完全に透過になっている(画像ビューアーの市松模様で確認)
  • ピクセル寸法がプリント範囲で150 DPI以上に対応している
  • 明るい生地と暗い生地の両方でデザインをプレビューした
  • sRGBカラー、PNG形式
  • アートワークのすべての要素について権利がある

PODは印刷、在庫、配送を肩から降ろしてくれます。画像の準備だけが、いまも自分に残る製造工程です。透過された高解像度の切り抜きを使いこなせば、その先はすべてうまく回ります。

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