TPT表紙の作り方|自作教材を撮って切り抜く
同じクリップアートに頼らないTPT表紙の作り方。自作教材を撮影し、ミントの背景でも白フチが出ない切り抜きに仕上げます。
- teachers pay teachers
- tpt sellers
- cover images
- product photography
- background removal
- transparent png
- printables
- thumbnail design
- digital products

TPTの検索結果は表紙が壁のように並びます。しかも同じ人気のクリップアート集に頼った表紙が多く、どれも見分けがつきません。自分の学年をスクロールしてみると、サムネイルが次々と溶け合っていきます。その段階の買い手はタイトルを読んでいません。色と形を眺めているだけです。
抜け出す方法は半日で済みます。教材そのものを撮るのです。リングでまとめたラミネート済みのタスクカード、扇のように開いたブックレット、おはじき(算数用カウンター)を並べた仕分けマット。その写真を持っているのは自分だけです。ただし、スマホで撮った台所のテーブルの写真が表紙になるのは、テーブルが消えて、教材がストアの色の上にきれいに載ったときだけです。
自作の表紙が崩れるのは、たいていこの最後の一歩です。平らな色の上にきれいな被写体が載る代わりに、切り抜いたどの部分にも淡い輪郭がなぞられて残ります。白の上では見えず、ミントやブラッシュの表紙に載せた瞬間にはっきりします。
素材を借りるより、自分が作ったものを撮る
クリップアートのライセンスは規格ではなく、作者ごとの個別契約です。販売する商品への使用を認める作者もいれば、クレジットの明記を求める作者もいますし、表紙画像と中面を別扱いにする作者もいます。苦情が来たとき、最初に説明を求められるのは商品を出品したセラーで、その答えはライセンスの文面から出てきます。Facebookグループで聞きかじった通説ではなく、購入したライセンスをTPTの現行のセラー規約と照らして読んでください。

自分で印刷し、ラミネートし、実際に使ったものの写真なら、その問題を回避できます。しかも買い手にはカードストックの質感も、折り目も、束の厚みも伝わります。クリップアートの表紙が約束するのはファイルですが、写真はプリンターから出てくるものを見せてくれます。
台所のテーブルで使える1枚を撮る
窓の近くで、光が背中からではなく横から入る位置で撮ります。天井の照明は白い紙に黄色いかぶりを作り、自分の影を写り込ませます。
ラミネートフィルムやクリアポケットは鏡のように振る舞います。窓の映り込みが印刷面から外れるまで、カードを数度ずつ傾けてください。自分が映り込まない位置に立つことも忘れずに。
背景は教材と同じトーンにしないこと。白いタスクカードを白いポスターボードに載せると、マスクは手がかりをほとんど見つけられません。中間のグレーのタオル、ニュートラルな厚紙、無地の木のテーブルなら、ずっとよく分離できます。あとでデザインツールで配置できるよう、周囲に余白を残しておきましょう。
写真はスマートフォンからでもウェブアプリからでもremover.bgにアップロードできます。PNG、JPEG、WebPに対応し、25 MBまで。書き出しは透過PNGで。保存形式はPNGかWebPのままに。JPEGで書き出すと透明度が失われ、パステルの表紙の上に白い四角が戻ってきます。
白いフチはどこから来るのか
被写体の輪郭沿いのピクセルは、教材の色と背景の色が混ざっています。PNGはそれを半透明として保存しますが、仕様は色の値をアルファで事前乗算しないと明記しています。元の色はそのまま残り、アルファチャンネルはどれだけ見せるかを決めるだけです。
つまり、ポスターボードの白に近い色を抱えた半透明のピクセルは、やはり白を抱えたままです。白い表紙の上では気づきません。やわらかいグリーンの上では、全体を囲む淡いハローとして見えます。
直すのは撮影の時点であって、あとからではありません。輪郭で混ざるピクセルがニュートラルな色を持つよう中間トーンの背景で撮り、被写体のエッジを本当にピントの合った状態にすること。透過PNGの作り方ガイドでは、アルファがどこで残り、どこで静かに潰されるかを解説しています。
出品する前にフチを確認する
書き出しサイズではきれいに見える切り抜きも、拡大すると崩れていることがあります。出品前に、輪郭をひと通りたどってください。

- 切り抜きはまず白ではなく、パレットの中でいちばん濃い色の上に置きます。フチは白の上では隠れます。
- しっかり拡大して輪郭を最後までたどります。毛糸、モール、ポンポン、人形の髪が最初に露見します。
- 囲まれた隙間の内側も見ます。バインダーリング、はさみの持ち手、扇状に開いたページの間。
- デザインツールで表紙をサムネイルサイズに縮め、多くの買い手が実際に見ているスマートフォンで確認します。
ストアらしさは、同じ色の繰り返しから生まれる
背景色をひとつ決め、そのHEX値を控え、これから作るすべての表紙で使ってください。同じティールの表紙が5点並べば、検索結果では1つのストアに見えます。違うパステルが5点なら、無関係な5人のセラーに見えます。

同じ考え方は物理的な商品にも効きます。売れるEtsy商品写真の撮り方|5枚の型と背景の作り方では、統一感のある出品グリッドの作り方を追っています。そしてもうひとつ、貼り付けただけの表紙と「作られた」表紙を分けるものがあります。やわらかいドロップシャドウです。これがあるとカードが色の上に浮かず、置かれて見えます。エディターは背景を消しながら自然なドロップシャドウを付けられますし、写真に自然な影を付ける方法では、平らな印刷教材の下ではなぜ硬い影よりやわらかい影のほうがよく見えるのかを説明しています。
アップロードの前に
今週、売れ筋の3点を撮り直し、切り抜いて、ひとつの色の上で表紙を作り直してください。今公開しているものと並べてサムネイルサイズで見比べれば、スクロールしている先生がどちらで手を止めるか、グリッドが教えてくれます。


