メルカドリブレの商品画像|1枚目と白背景の作り方
メルカドリブレの1枚目は作品ではなく仕様です。そこに何を入れるか、明るい無地の背景を作る手順、残りのギャラリーが担う説得の役割まで詳しく解説します。
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モンテレイのある販売者が、キッチンカウンターに置いたミキサーをスマートフォンで撮って、そのまま出品します。その写真は、同じミキサーを扱う11件の出品と並んでグリッドに表示されます。9件はメーカーの公式画像――フラットな白で、どのサムネイルでも同じ見え方です。彼女の写真には隅にトルティーヤウォーマーが写り、後ろにはベージュの壁があります。買い手が価格を読むより先に、グリッドはすでに出品を「店」と「物置」に仕分けています。
メルカドリブレはカタログでこの差をさらに際立たせます。同じ商品への出品が、特定の店ではなく商品を軸にした1つのページへまとめられる仕組みです。そのページの画像がどう選ばれるかは国のサイトごとに違うので、自分の写真が使われる前提で考えず、利用しているサイトのカタログのヘルプを確認してください。カタログの外では、出品を支えるのはあなたの写真だけです。
ここにスタジオは要りません。窓と10分、そして1枚目に何を入れ、2枚目以降に何を回すかという判断があれば十分です。
1枚目は写真ではなく仕様
最初の1枚は型番と同じように扱ってください。正しく埋めるか、埋め損なうかのどちらかしかない欄です。メルカドリブレの一般的なガイドも、多くの国のサイトで同じ方向を指しています。商品だけを、フレームの大半を占めるように、明るい無地の背景に置き、ほかには何も写さない。カテゴリーによっては、撮影ではなくデジタルで作った背景を含め、さらに条件が加わります。細かい文言とカテゴリーごとの例外はサイトによって違い、改定もされるので、必ず自分のサイトのヘルプセンターで確認しましょう。
マーケットプレイスの画像ポリシーは、どこでも同じ要素を弾きます。画像に焼き込んだ文字、価格シール、envío gratisの飾り、色付きの枠線、店名の透かし、複数のアングルを1枚にまとめたコラージュ、他社のロゴ。審査はこれらを一目で見つけます。
背景がきれいに外れる撮り方
撮った写真は、そのまま公開する写真ではありません。切り抜きの素材です。そう考えると、何を優先すべきかが変わります。

- 窓際のやわらかい自然光で撮り、天井の照明は消しておきます。光源が混ざると、商品の輪郭に沿って2種類の色かぶりが残ります。
- 商品は壁から前腕の長さほど離して立てます。そうすれば影が足元ではなく背後に落ちます。
- 商品とコントラストの付く面に置きます。白いケトルを白いタオルに載せても輪郭は見つかりませんが、中間グレーのランチョンマットの上なら見つかります。
- 四辺に余白を残します。フレームの端に触れてしまった商品は、切り抜きが頼りにしている境界そのものを失います。
- SKUごとに、アングルも距離も1つに固定します。
カメラで白を追わずに本当の白を出す
白い布を「白く」写そうとして、何時間も費やしてしまう販売者がいます。それがうまくいくことは、まずありません。布は窓際ではグレーに、曇り空の下では青みを帯びて写りますし、白く飛ぶまで露出を上げれば、今度は商品の輪郭のほうが溶けていきます。
狙うのは白ではなく、背景と商品の分離です。背景そのものは、後から差し替えましょう。撮った1枚をremover.bgにアップロードして白を選べば、ムラのないニュートラルな面が手に入ります。グラデーションも継ぎ目も色かぶりもなく、どの出品でも同じ白です。安い切り抜きが破綻するのは髪、籐、細い縁飾りなので、公開前に拡大して見るべきはその輪郭です。
エディターでは商品の下にリアルな影を落とすこともできます。写真に自然な影を付ける方法で説明しているとおり、面に置かれた商品と宙に浮いた商品の差はここで生まれます。白背景が厳格に求められるメイン画像では、サイトのガイドが認めていないかぎり無地のままにしておきましょう。Amazon商品画像の白背景ルールも同じ方向を指しているので、1つの切り抜きから両方を始められます。トリミングとピクセルサイズだけ、マーケットプレイスごとにスマホの写真編集で合わせます。
説得するのは2枚目以降
メイン画像が規約どおりに整い、退屈な1枚になったら、そこから先の枠が主張を担います。背面とラベルを見せて、買い手が自分で仕様を読めるようにします。硬貨や手と並べて大きさを見せます。梱包を見せます。模造品が心配されている市場では、箱そのものが証拠になります。そして、実際に使っている場面を見せます。

仕入れ先のレンダリング画像で全部を通すと、商品を手に取ったことのない転売業者に見えます。実物を撮った1枚をブランドカラーに切り抜いたほうが、借り物の5枚に勝ちます。
1つの切り抜きを複数の販路へ
このファイルは使い捨てではありません。透過PNGなら後からどんな背景にも載せられますし――背景を透過したPNGを作る方法を参照――同じ切り抜きがMercado Shopsのストアにも、WhatsApp Businessのカタログにも、Instagramにも回ります。
remover.bgはPNG、JPEG、WebPを25 MBまで受け付けるので、スマホの写真をそのまま入れられます。メルカドリブレのドキュメントはJPG、JPEG、PNGを10 MBの上限で挙げています。数百SKUを抱えているなら、背景削除APIを、すでに出品を流し込んでいるスクリプトにつなげます。
公開する前に
メイン画像を原寸で開きます。輪郭のいちばん細い部分、白がほかの出品と揃っているか、窓の映り込みが残っていないか。次にピクセルサイズです。メルカドリブレのドキュメントは下限を500×500 pxとし、それより小さい画像は拡大されません。アップロードは1200×1200 pxが推奨で、横幅800 pxを超える画像にはホバーズームが付きます。足りなければ、近づいて撮り直すか、元データを原寸で書き出し直してください。スマホの写真編集で小さいファイルを引き伸ばしても、増えるのはピクセルだけで細部は増えず、それは輪郭に出ます。

そのあとはスマホでグリッドを眺めます。何かを決めているのはその画面だけです。切手ほどの大きさの自分の商品と、すでに通り過ぎようとしている親指。


