Temuの商品画像ルール|出品が埋もれる理由
Temuで出品が静かに埋もれる原因は、純白ではない背景、後から足した枠やウォーターマーク、他の出品者と同じ仕入先の写真です。
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Temuの出品が画像でつまずくとき、たいていは目に見える形で失敗しません。アップロード自体が弾かれることもありますが、多くの場合は商品がそのまま公開され、置かれたまま、インプレッションがほとんど伸びないだけです。販売者は原因が利幅だと思い込み、一週間かけて値下げを続けます。
問題の形はいつも同じです。メイン画像には、単一の商品を、はっきりと中央に、無地の白背景で、上に何も描き足さずに写すことが求められます。Temuは正確な基準をセラーポータルの中でしか公開しておらず、内容も更新されるので、大量にアップロードする前に自分のアカウントで確認してください。これはFacebook Marketplaceや自社のShopifyテーマより厳しい基準です。写真の上に何を描き足してよいかは大手マーケットプレイスごとに規定が違うので、他のプラットフォームの感覚を持ち込まず、その都度、最新のポリシーを読みましょう。
ほぼ白は、白ではありません
デジタルの純白はRGB 255, 255, 255です。すべてのチャンネルが最大値で、面全体がそうなっている状態を指します。審査担当者はそれに近い色を通してくれることもありますが、安全に狙うべきはあくまで純白で、検索結果の一覧に並んだときに見栄えが保たれるのもそちらです。暖色の電球の下、キッチンテーブルに置いたA4のコピー用紙は、その純白にまるで届いていません。全体が黄色く転び、四隅は暗く沈み、窓側から影側へグラデーションが走っています。目はそれを自動で補正してしまいます。画像審査は人でもスクリプトでもそこまで寛容ではありませんし、隣に本物の純白の出品が並ぶ一覧をスクロールする買い物客も同じです。

とっさに思いつく対処は、背景にもっと光を浴びせることです。そしてこれは裏目に出ます。背景が白飛びした瞬間に商品自身の輪郭も一緒に飛んでしまい、白やクリーム、クロームのものは形そのものが消えてしまうからです。露出は商品にきちんと合わせて撮り、背景はあとから差し替えましょう。差し替えた白は定義上まったく平坦です。どのピクセルも同じ値で、SKUごとに色味がぶれることもありません。
描き足したものは、すべて出品が削除される理由になります
メイン画像は広告枠ではありません。低価格帯のグローバルなマーケットプレイスで、メイン画像が差し戻されたり静かに埋もれたりする原因は共通しています。ウォーターマーク、隅に入れたショップ名、「送料無料」の星形バッジ、飾り枠、吹き出しの文字、4方向を1枚にまとめたコラージュ、写り込んだ他社のロゴ。

理由はおそらく、マーケットプレイス自身が割引や配送のバッジをサムネイルに重ねて描くからです。自分で描き込んだものはそれと競合し、スパムのように見えてしまいます。しかもサムネイルは、スクロールする一覧の中の小さな正方形として表示されます。PCのプレビューを想定した大きさの文字は、そこでは滲んだ染みになります。伝えたいことに行き場がないわけではありません。2枚目以降の画像枠と、商品説明の欄があります。
仕入先の写真という問題
卸の仕入先のギャラリー写真を使ったのなら、そこから仕入れた他の販売者も、まったく同じ写真を使っています。画像が重複していると、買い物客にはあなたを選ぶ理由が何ひとつ残りません。同じファイルを載せた他の出品と、見分けがつかないからです。さらに、その写真の権利がそもそも仕入先になかった場合、削除の申し立ては仕入先ではなく、あなたの出品のほうに届くことがあります。責任の所在は仕入先との契約と各国の著作権法によって変わるので、セラーポータルの知的財産ポリシーを読み、申し立てが来たら専門家に相談してください。

代わりに、自分の住所に届いた現物を撮影しましょう。SKUあたり数分で済みますし、届いた品物がレンダリング画像と違っていたときに身を守ってくれます。
現物を自分で撮る
商品は窓際の無地の面に置き、フラッシュは使わず、壁から30センチほど離して、背景に何も触れないようにします。そして、必要だと思うより少し広めに撮ってください。商品の周りに余白があるほど切り抜きは輪郭をきれいに追えますし、寄りが足りなければ、あとからスマホの写真編集でトリミングし直せます。正面、背面、斜めの3カットを1回の撮影でまとめて押さえておくと、セットの雰囲気がそろいます。
撮った1枚をremover.bgにアップロードし、エディターで背景を白に設定します。安い切り抜きが破綻するのは細い輪郭なので、布地や毛、ワイヤー、メッシュではここが効いてきます。ファイルはPNG、JPEG、WebPで25 MBまで、同じ形式で書き出せます。
2枚目以降の枠には、明るいグレーの上に置いた切り抜きにやわらかな影を添えると、スナップ写真の寄せ集めではなく、考えて作られた商品ラインに見えます。パッケージ、サイズの比較、使用シーンの写真もそこに入ります。
切り抜き1枚で、すべての販路へ
白背景のきれいな切り抜きは、ほぼどの販路でも求められる素材です。Amazonがメイン画像に求めるものであり、大手マーケットプレイスの多くで安全な既定であり、自社ストアや広告クリエイティブにも必要になります。まとめてアップロードする前に、各マーケットプレイスのセラー向けヘルプで最新の画像ポリシーを確認してください。国ごとのサイトで内容が違います。
エディターを開いているうちに、同じ切り抜きから白背景版と明るいグレー版を保存し、マスターとして透過PNGも書き出しておきましょう。あとからデザインツールでブランドカラーを敷きたくなっても、切り抜き直さずに済みます。数百SKUを扱うなら、背景削除APIが自分のスクリプトから同じ仕事をこなします。
送信する前に
- 100%に拡大する。背景は均一な白で、暖色のグラデーションが残っていないこと。
- ウォーターマーク、ショップ名、シール、枠線、写り込んだロゴが画面のどこにもないこと。
- メイン画像は商品1点で、コラージュにしないこと。そして仕入先のファイルではなく、自分の現物であること。
- 公開中の出品をスマホで開く。背景がそろっていなければ、一覧の中で一目で分かります。


